真上から迷路を撮影しよう

 この記事はマイクロマウス Advent Calendar 2021の6日目です。昨日の記事はtennisyiさんの紙式エンコーダの紹介という記事でした。重量やレイアウトの悩みが軽減される軽量小型なエンコーダは羨ましいです

 それでは早速ですが↓の動画を見てください。真上から撮影された迷路は見やすいですよね。

 この動画はブーム付きマイクスタンドに、マイクスタンド⇒カメラ&レコーダー 変換アダプターを使って、画角78度のWebカメラで撮影しました。
 上記のブーム付きスタンドを利用することで人の2mを超える高さから撮影ができます。さらに、ブームアームによって迷路を上空から見下ろすアングルで撮ることができます。
 この撮影方法によればマウスが壁に隠れることもないため、ターゲットの位置を正しく走っているかの確認が容易になります。さらに、競技者や審査員、観客の顔が映りこまないためWebにアップする際に(プライバシーに配慮して)ボカシ処理を入れる手間も無くなります。
 ただ、今回の30fpsでの撮影では赤い彗星2.1 の第2走行以降は残像しか見えません。せめて60fpsで撮影するべきでした。
 ということで、天井カメラや2階席といった設備が無い会場での記録用に各地区支部での導入いかかでしょうか?ちなみにクラシックマウス競技やマイクロマウス競技の32×32の迷路用に、さらに高い位置から撮影したい場合には一回り大きなブームアーム付きライトスタンドが選択肢なりそうです。
※今回のスタンドと画角の広いのカメラを組み合わせでも、画面の端が歪みを許容できるのであれば撮影はできます。

明日は InpさんのWebots×マイクロマウス(シミュレーション)についてです。お楽しみに!