操舵軸のベアリング変更

150405
基本的に、適当に作った車体を制御でねじ伏せてタイムを出すスタイルなのだが、
技術交流会にて車体の捻り剛性が上位陣の水準より低いことが分かり、気になったので弄ってみる。
ボトルネックとなっている箇所はセンターピボットの操舵軸で、車体に力を加えるとピボット軸を保持しているベアリングの内輪と外輪の距離が変化している。
たとえ、ベアリング部の揺れが起きたとしても両持ちのベアリングの間隔が広ければ影響は少ないが、構造的問題なので手が出しにくい。

まずは、ベアリングを精度の良い物に変えてみる。(といっても軸精度の良い物であっても隙間が小さいとは限らない気がする)結果、変化無し。

次に、そもそも揺れの原因はベアリングの隙間ではなくて荷重によるタワミではないかと考え、ベアリングのサイズを一つ大きくしてみる(外形7mm->外形8mm)。
こちらは若干改善。内輪と外輪の距離変化が小さくなった。

構造問題の解決策を考えながら、しばし様子見する。